イワウメ科イワウチワ属の多年草で葉の形状が団扇に似た形状から「イワウチワ」と名が付きました。
毎年春、今年はまだかなぁ?とあちらこちらを探してしまう可愛らしいお花です。雪解けが進む1000m級の雪山。陽当たりの良い斜面、落葉広葉樹の新芽がほのかに赤らみ膨らむ季節を明るく飾ります。薄いピンクから濃いピンクまですっきりとした色合いです。
「イワカガミ」の葉に似ています。イワカガミの葉の縁には鋸歯が目立ち、光沢が強いです。イワウメ科イワウチワ属の多年草です。
花弁は5つに裂け、雄しべは5本です。
西日本には2000mを超える標高を持つ山はありませんが、日本海側気候の影響を受ける山地はとても多いです。ですから、車で数時間走るだけで1000m級の深雪を楽しむこともできます。
日本の多様な自然環境に感謝ですね。
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