ゴールデンウィークの雪山ではアイゼンが必要です。チェーンアイゼンは要りません。

コマクサ

山の花と高山の花

高山植物の女王とまで呼ばれるコマクサは最も覚えやすい高山植物のひとつです。

パセリのように細かく裂けていて粉をかぶったような白っぽいはが特徴です。自然保護意識が無かった時代、薬草として乱獲されたこともありました。

コマクサが生育する土壌環境は他の植物が嫌う不安定な強風砂礫地です。生育している場所はどんなところでしょうか?

夏の終わりにこぼれ落ちた種が春、地表に出ている部分の何倍も地中深く根を伸ばして、やっと顔を出しました。砂礫のは氷結融解作用などで動きやすく、普通の植物では「根切れ」が起きて枯れてしまうそうです。

コマクサを栄養があるところに行けば、いっぱい繁殖できるかと思うかもしれませんが、ほかの植物に負けてしまって太陽の恵みにありつけないのでしょね。

白馬連峰稜線のような流紋岩、蓮華岳の黒っぽい安山岩、燕岳は白っぽい有明花崗岩、木曽駒ケ岳の花崗岩など、それらが風化してボロボロになったところに生育します。

ところでコマクサは種から芽生えて何年位で花を咲かせるのでしょうか。

種から生まれたばかり。花をつけるには7年以上の歳月が必要です。

燕岳の登山道わきの花崗岩砂礫地を注意深く観察すると小さな小さな芽生えを見つけることができました。空気中の水蒸気を凝結させて根に供給しているのでしょうか。コマクサの花をカメラにおさめるために花の咲いている株の周りの砂礫を踏み荒すとすれば、幼い苗を踏みつぶすことになるかもしれません。

白花も時々見つけることができるでしょう。

遠くから確実に撮影するならば望遠レンズがあった方が良いですね。私はソニー6500に70-300レンズをつけて撮っています。

人づての話で恐縮ですが、花を咲かせるには7年位かかるのではないか、と聞いたことがあります。
どんな生き物にも一生があるのですね。花ばかりでなく、その生育環境や生態に踏み込んでみるのも面白いですね。

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