登山を通じて感じた自然のこと、植物のこと、地形や地質のこと、装備のこと、歴史や風土のことを書いています。
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シナノキンバイ
夏のアルプスで黄色で艶やか、大ぶりの花で斜面を覆います。 キンポウゲ科キンバイソウ属です。 シナノキンバイ 雪渓が解けた後の斜面に白い花のハクサンイチゲや小ぶりのミヤマキンポウゲとともに生えるのをよく見かけます。...
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ツクモグサ
高山植物の中でも開花が最も早く6月上旬ごろから咲き始めるキンポウゲ科オキナグサ属の多年草です。 本州では白馬岳付近と南八ヶ岳横岳の厳しい稜線の陰にひっそりと咲きます。 花弁は六枚、外側に白色の毛が生えています。...
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アカモノ
実が赤いからというにはあまりにも単純すぎるような名前です。 Exif_JPEG_PICTURE ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木です。 薄い紅色を感じさせる白い花がうつむき加減に咲きます。ガクが鮮やかなので花が冴えます...
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チシマギキョウとイワギキョウ
高山で出会う青紫のキキョウの仲間です。 キキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。 チシマギキョウの花弁の縁に白い産毛があります。 Exif_JPEG_PICTURE 名前の千島(チシマ)とおり、カムチ...
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シロウマアサツキ
日本原産で、ヒガンバナ科ネギ属エゾネギ種の高山性多年草です。 白馬連峰だけにあるわけではないですが、中部山岳以北の高山の砂礫地で出会えます。 砂礫地といっても、やはり目につくのは白馬連峰の蛇紋岩が露出した砂礫地...
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マイヅルソウ
全国の亜高山帯の針葉樹林帯で見ることができます。 アルプス登山の樹林帯でふと、目を足元に向けると出会える定番の植物です。 薄暗い環境のために写真を撮ろうとするとシャッタースピードが落ちがちになりますね。 ...
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オトギリソウ
黄色い花弁と花火のように放射状に伸びる雄しべが良く目立ちます。 オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。弟切草の由来は秘伝薬の秘密を洩らした弟を兄が切り殺したというストーリーからきているようです。 そのような...
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イワイチョウ
標高の高い雪の多い地域の登山道わき、湿原に咲く白い花です。 ミツガシワ科の多年草で、イワイチョウ属の一属一種です。 葉っぱは肉厚の腎臓形で縁には細かい鋸歯があります。秋には黄葉します。 白い花弁は...
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コアジサイ
六甲山のコアジサイが咲きだしました。木々の葉っぱが茂りだしたやや薄暗い森の中をポッと明るくする山の落葉低木です。 園芸種のアジサイをイメージしているとあの大きなガクは?と思ってしまいますね。 標高が300~40...
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クロユリ
登山愛好家の方にクロユリと尋ねれば、花のクロユリか、北八ヶ岳の黒百合ヒュッテか、皆さんはどちらを思い浮かべるでしょうか。 黒といっても、暗紫褐色という色合いです。 釣鐘型の花弁はまさにユリそのものですが、表面に...