歩くことは生きること 健康を引き寄せるには日ごろの一歩一歩が大切です。

イワカガミ

山の花と高山の花

2021年の花の山。数年ぶりの降雪の下でまだ静かに春の日差しを待っていることでしょう。

イワカガミは岩鏡、艶々した丸い葉っぱは山道でよく見かけます。各地に変異種が多い花のようです。
可愛いベルのようなイワカガミ達は西日本の雪が多い山々から、北アルプスの稜線までよく見ることができます。光沢のある葉を鏡に見立てた所からついた名称です。
イワウメ科イワカガミ属です。

可愛らしいリボンが特徴のイワカガミは雪の多い里山から夏のアルプスまで守備範囲が大きいので、見覚えがある方も多いかと思います。

ツガザクラと一緒に咲くコイワカガミはアルプスらしいですね。

滋賀県の比良で見たのは大きな葉と濃いピンクが印象的でした。葉は幅広い楕円型で艶々と光沢があります。葉の周りには鋸歯が目立ちます。ピンク色にもバリエーションがあるようです。

ブナなどの落葉広葉樹が新緑を見せだすまだ春の初め、森の中を明るく染める姿にはいつも感動します。広く目にすることができる花なので是非、覚えておいてください。

白花をつけるものもあります。名前は「ヒメイワカガミ」場所は秘密ですので来年一緒に見に行きましょうか。

花が咲く前だと同じイワウメ科の「イワウチワ」の葉と区別しにくいですが、イワカガミはの葉は柄の付け根中央部に大きく切れ込み入ります。
一方、イワウチワは名のごとく団扇のように切れ込みがありません。

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