黄色い花弁と花火のように放射状に伸びる雄しべが良く目立ちます。
オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。弟切草の由来は秘伝薬の秘密を洩らした弟を兄が切り殺したというストーリーからきているようです。
そのようなストーリーができるほどの薬効があるということでしょうか。葉っぱや花弁に黒い斑点が付くものはそこにヒペリシンという光作用性物質があり、それを身体に取り込んだ後に日光に当たると浮腫や皮膚炎を起こすといわれています。
葉柄がない細長い葉が2枚ずつ茎に対生する特徴的な姿ですが、変異種が多いようです。
栽培されたオトギリソウの花や果実がついたままの茎葉を刈り取り、日干し乾燥させたものを民間薬として利用されるようです。
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