ひょろっとした茎の先に六枚の花弁を持つ花を総状につけます。
白色が基本のようですが、やや紅を帯びる株もあります。
チシマゼキショウ科というあまり聞きなれない科に分類されています。
花茎には粘る液がでる腺状突起があるので、この夏そっと触ってみてください。別名「ムシトリゼキショウ」といわれる理由でしょう。うっかり止まった羽虫は捕らわれの身のまま葉と共に土に戻っていくのでしょうか。
生えている場所は高山の日当たりの良い湿った場所です。
このような場所にはモウセンゴケやムシトリスミレなどの小型昆虫の遺骸を栄養とする植物も多いですね。
実は蒴果で卵型です。夏の後半にお出かけの時にみつけてみてください。
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