菊の仲間は種類も多く、ちょっと敬遠気味でしたが、今回ご紹介するニガナの仲間、良く見ると花びら一枚一枚が揃っているようで揃っていない、ちょっといい加減なところが気に入っています。平地でも見かけるニガナ、葉っぱが苦いところから苦菜と名が付きました。
黄色と白のペアが可愛いでしょう。
近郊の草地に生える「ニガナ」の黄色の花弁は5枚ですが、日本全国の亜高山から高山地帯の砂礫地に生える「タカネニガナ」の花弁は9~10枚、「クモマニガナ」は11枚だとか。
白い花のものを「シロバナニガナ」といいます。
植物は自分自身が足で逃げることはできないので、美しい花をつけていて毒をもつものも多いですが、キク科の植物は苦くても毒にはならないそうです。
キク科の植物は繁殖力が強く、種もたくさん、むしゃむしゃ食べに来てもらい種をばらまいてもらおうという作戦かもしれないと勝手な想像してみました。
妄想ハイキング、皆さんもいかがですか?
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