魚眼石という不思議な名前の鉱物です。フッ素を多く含むフッ素魚眼石です。水晶のような六角柱でなく四角柱や四角推です。淡いグリーンでボンヤリした輝きが優しい感じです。
鉱物集めを始めた頃、透き通る淡い緑色した正方錐形の魚眼石、角度を変えてみると光の加減が変わって綺麗なグリーンにボーと白く光が輝いて見えます。
カリウム、フッ素、水酸基を含むカルシウムのケイ酸塩鉱物です。化学組成は KCa4Si8O20F·8H2O です。
錐形だけでなく正方形に見えることもあります。
同じ鉱物なのに見た目が異なるなんて面白いですね。主な産地は、インドプーナ産です。
硬さもモース硬度5と低いので水晶(モース硬度7)のように宝飾品に加工されることはないです。ボーと眺めるのがちょうど良いですね。
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