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ヒ素・オーピメントと硫砒鉄鉱

鉱物収集品

恐ろしげなヒ素ですが、現在では半導体材料として使われています。そう「ガリウムヒ素」という言葉聞いたことありますね。
一方、歴史的にはヒ素化合物は毒殺に使われ、古くは薬として用いられるなど、私たちの見えないところで存在感を発揮する元素です。

食品に誤って混入してしまった事件や犯罪で使われるなどされた元素でもあります。

最初のヒ素を含む鉱物は石黄・雄黄とも呼ばれる硫化ヒ素です。As2S3

最初の頃に手に入れたずっしりと重さのこの標本は宝物のひとつです。掌ほどの大きさがあるので飾ることができないです。光に弱いという理由もありますが箱入り状態です。突き出た黄金の剣は半透明で幻想的な美しさがあります。中国湖南省 石門産です。

ヒ素と硫黄の化合物(三硫化二ヒ素)で黄色の顔料として古くから利用されてきました。同じヒ素と硫黄の化合物で赤色の鶏冠石(四硫化四ヒ素)というものもあります。

上の石黄はペルー産ですが、針状の結晶が泡が集まったように密集しています。硬度が低いので擦られたところは黄色く見えます。

日本の恐山でとれたものです。どちらかというとカレー粉を固めたみたいです。

ヒ素を含む鉱物「硫砒鉄鉱」です。硫=硫黄=S、砒素=As、鉄=Fe、三つの元素の化合物である硫砒鉄鉱です。

毒砂とも呼ばれ、この功績を焼くと猛毒の亜ヒ酸が出てきます。鉱石自体には毒性はないそうですが。

登り窯のような施設で硫砒鉄鉱を焼き、亜砒酸を含む煤煙を集めたものを利用しましたが、集めきれなかった砒素や硫黄は周囲を汚染しました。宮崎県高千穂町土呂久の鉱毒事件は日本の歴史ですが、地球規模では世界のどこかで行われているかもしれません。

ナポレオンが好んだとされるエメラルドグリーン色、その名はシェーレ緑(亜ヒ酸銅)、毒殺説も有名ですが、部屋中のシェーレ緑の壁紙から発生したヒ素を含むガスが原因ではないかという説もあるらしいです。

現代でもシックハウス症候群もあるので気をつけたいものですね。

今回は少し恐ろし気な毒性元素の紹介でした。

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